突然ですが、誰しもが一度は、
「人生を変えたい！」
「人生やり直したい…！」
こんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。
でも、年齢を重ねれば重ねるほど、
今まで積み上げてきたものを失うことが怖くなりますし、
違う道に方向転換するって、なかなか簡単ではないですよね。
私は社会人になってから約10年間、
法律の資格を取得したり事務所を開業したり、いろいろな働き方を試したのですが、
自分の働き方を全部自分で決められない限り、
理想の人生は手に入らない
ということに気付き、
30歳をすぎてから”人生を変える方法”を模索し始めました。
そこから自分なりに試行錯誤してみた結果、人との出会いにも恵まれ、
やっと自分らしい人生を歩み始めることができました。
今回はそんな私が実践した
30代から人生をやり直す３つのステップ
をご紹介します。
もしこの記事を読んでいただいているあなたも、
同じような思いを抱えているのであれば、
ぜひご参考にされてみてください。
この記事が、あなたの人生をより良くするための
一つの指針になれば幸いです。
人生をやり直すってどういうことだろう？
人生をやり直すための具体的なステップについてお話する前に、
そもそも『人生をやり直す』ってどういうことなのか？
について考えてみたいと思います。
これまでの人生を振り返ったときに多くの人が少なからず、
“どこかに所属する”
という生き方をしてきたのではないでしょうか。
学生の時であればクラスや部活に所属したり、
社会人になれば会社に所属するというのが一般的ですよね。
実は、
この”所属”という意識は私たちにとって非常に重要なものです。
マズローの欲求段階説でも『社会的欲求』というものがあるように、
人は誰しも、どこかに所属していたいという帰属の欲求を持っているからです。
社会的欲求を満たすことで、
「自分はここの一員なんだ！」と安心することができますよね。
こういったどこかに帰属したいという欲求は決して悪いものではありませんが、
- 〇〇学校の学生
- 〇〇会社のOL、サラリーマン
- 主婦
こんなわかりやすいレッテルは時に、
私たちを狭い世界に閉じ込めてしまうこともあるのではないでしょうか…。
私はこのレッテルを剥がす作業こそが、
人生を変える、人生をやり直すことではないかと思います。
自分を見つめ直してみれば、
自分で貼ったレッテルもあれば、人に貼られたレッテルもあるかもしれません。
もし、貼られたレッテルをどうしても剥がしたくなったら、
思い切ってそのレッテルを剥がしてみたらいい。
レッテルを一つ剥がしてみると、
あなたが本当に求めているものが見えてくるかもしれません。
30代から本気で人生をやり直すための３つのSTEP
30代から人生をやり直すSTEP ①『一年後のこうなる』を決める
人生を変えるための一つ目のステップは、
一年後にこうなる！
という未来を決めてしまうことです。
これは目標を設定するとか計画を立てるというのとは、
少し意味合いが違います。
実際の私の体験を元にお話させていただきますね！
私が人生を変える方法を模索していた時、
いつアメリカに引っ越す
という”絶対にずらすことのできない未来”が決まっていました。
アメリカの大使館からデッドラインが決められていて、他の選択肢はありませんでした。
当時は、新しい環境で自分は生きていけるのか？とにかく必死でしたね。
しかし、
一年後にPC一台で起業する！
といった『一年後のこうなる』を明確に決めたことで、
結果としてちょうど一年後にブログで月70万円の収益を達成することができました。
そして、
PC一台あればどこでもやっていける
そんなライフスタイルを叶えることができたのです。
なぜ未経験の私がPC一台で人生を変えることができたのか？
それは、
『こうなる』を明確に決めたことで、
迷ったり他の選択肢を考えることなくひたすら前に進むことができたから。
たったそれだけのことだと思っています。
もしこれが、
一年後、こうなっていたらいいな〜
といった一つの可能性として捉えていた程度だったとしたら…
途中からやっぱり不安になってきたり、
他の選択肢を考え始めていたかもしれません。
でもこれじゃあ、自分で自分の未来を決めているとは言えませんよね！
もしあなたが『本気で人生をやり直したい！』という強い思いをお持ちであれば、
他の選択肢なんて一つもない…！
というくらいにぜひ、
一年後のこうなる”を明確に決めてみてください。
そして、『一年後のこうなる』さえ明確にでれきば、
- 半年後にこうなる
↓ - ３ヶ月後にこうなる
↓ - １ヶ月後にこうなる
↓ - 今すべき行動は？
こんな風に、
未来のこうなる”を実現するために今どんな風に行動をすべきなのか
がだんだんとクリアになってきます。
『一年後のこうなる』を決めたら紙に書くのがオススメですよ！
30代から人生をやり直すSTEP ②ロールモデルを見つける
人生を変えるための二つ目のステップは、
あなたの理想に近い生き方を実現している
ロールモデルを見つける
ことです。
人は「あの人のように生きてみたい」といった憧れの存在を見つけたとき、
頭の中に『・・・！！』といった閃きがおきます。
パッと火が灯るような感じでしょうか。
ロールモデルを通じて、自分の願望を未来に投影することができ、
さらに成長できると言われています。
あなたが「この人のようになりたいな」と率直に思える人をぜひ探してみましょう！
そして、あなたの理想に近いロールモデルを見つけたら、
自分がなぜその人に惹かれたのか
を徹底的に分析してみてください。
- この人のこういう考え方が好きだな
- この人のようなライフスタイルを実現したい
- この人のこの発信、すごいな…！
などなど、あなたが惹かれたポイントを書き出してみてください。
自分が心から求めている理想がより具体的になってくるはずです。
30代から人生をやり直すSTEP ③頭の中の常識を書き換える
自分の理想に近いロールモデルを見つけたら、
人生をやり直す３つ目のステップは、
頭の中の常識を書き換える
ということ。
もしあなたが、
今の現実が描いていた理想と違うということであれば、
今までの思考とは違う思考を取り入れてみる
これによって、
大きく人生を変えられるかもしれません。
ところでそもそもの話ですが、
行動を起こす時というのは、
何かの思考に基づいて行動を起こしていますよね。
”その行動を起こすためのベースとなる思考”
というものがあるはずです。
もうちょっと具体的にお話していきますね。
例えば、
Aという行動のベースには、Aという思考があり、
Bという行動のベースには、Bという思考があります。
もし今まで、 『Aという行動を習慣にしてうまくいかなかった』とするならば、
Aという行動からBという行動へ行動を変える
必要があります。
しかし、今までAという行動をしてきた人が、
いきなりBという行動をするのは難しい話。
Bという行動を起こすには、 思考Bを頭の中にインストールする
必要があります。
まずは、STEP２で見つけたロールモデルを徹底的に研究し、
そのロールモデルの思考や物事の捉え方などを真似していきましょう。
そして、どんな思考や考え方をしていけばいいのかがわかったら、
実際に行動を真似していきましょう！
もちろん、大人になってから自分の常識を書き換えるって
難しく感じることもあるかもしれません。
そんな時は、自分を無理に変えようとせずに、
今の自分に新しい考え方や思考を取り入れる
というように捉えてみると楽になりますよ。
人生をやり直すなら今だ
今回は「人生をやり直したい」「人生を変えたい」と思った時のステップとして、
- ”一年後のこうなる”を決める
- ロールモデルを見つける
- 頭の中の常識を書き換える
といった３つのステップをお話させていただきました。
こんな風に箇条書きにしてしまえば、簡単にまとまってしまいますが、、、
新しい変化を起こすことに不安を感じられる方もいらっしゃると思います。
そこで、ここまで記事を読んでいただいて、
言いたいことはわかったけど、人生を変えるなんてやっぱり怖いし抵抗がある…
という方にぜひ、やってみていただきたいことがあります！
それは、ちょっと大袈裟に感じられるかもしれませんが、
人生の終わりを意識してみる
ということです。
ある海外の起業家がこんなことを言っていました。
人は死というものと向き合うことによってこそ、
全力で生きることができるんだ
確かに日本人は世界の中では長生きと言われています。
しかし、実際の寿命と元気に自立して過ごせる『健康寿命』というものは違います。
男性も女性も日本人の平均健康寿命は、
『７０代前半』と言われています。
私はちょうど、30代半ばになる年齢なのですが、
あともう一回、同じだけの時間を繰り返したら…
私の健康寿命は終わってしまうのです。
人生ってあっという間なんですね…！
当たり前のことを言うようですが、
時間は限られている
これを意識するだけで、
悩んでいる時間なんてない…！
と気づかされます。
人生を変えるために行動してみたいけれど、
なかなか勇気が出ない。
そんな時には、
自分にはあとどのくらいの時間が残されているのか？
をぜひ意識してみてください。
今という時に対する向き合い方や日々の行動が
きっと変わってくるはずです。
