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手に職をつけたい人必見!元資格女子が目の当たりにした資格業界の現実

手に職をつけたい人必見!元資格女子が目の当たりにした資格業界の現実

手に職をつけたい!という方から、
『どんな資格を取ったらいいでしょうか?』
というご相談をよくいただきます。

私は、大学を卒業してから約10年間、
法律資格を使って働いてきたのですが、

資格を取ってもそれだけでは一生安泰ではない

というのが私の見解です。

今回は、資格が良い・悪いの話ではなく、
あくまで私個人の体験として、
資格業界のリアルな現実をお伝えしたいと思います。

手に職を付けたいと本気で考えている方には、
何か感じていただける内容ではないかと思いますので、
ぜひ一つのご参考にしていただければ嬉しいです。

手に職をつけたいと思って国家資格を取った

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これで一生安泰だと思っていた

この記事を読んでくださっている方のなかにも、
大手企業や公務員といった”手堅い職”に就き、

これで一生安泰!

そんな風にほっと肩をなで下ろした経験がある方も
いらっしゃるかもしれません。

私もまさにそうでした。

私の場合には、
社会人3年目のときに、司法書士という法律の資格を取得。

手に職をつけることができれば、
女性特有のライフスタイルの変化があっても、
働き続けることができるのではないかと考えていたのです。

司法書士は、
弁護士に比べて女性の割合が多く、
それでいて、合格率3%という、
私にとっては、大学受験以上に難関なハードルだったため、

この資格さえあれば、手に職をつけたも同然!

そんな思いで、資格女子の道を歩き始めました。

『資格=一生安泰』ではない?

実際に資格を取得したおかげで、
事務所を開業することができ、
収入は大幅にアップしました。

今は、アメリカへの移住を機に、
ウェブマーケティングというまったく違う仕事をしているのですが、
今の仕事にも、資格時代のビジネス経験が活かされていますし、
資格を取得したこと自体はまったく後悔していません。

…でも、

資格を持っているというだけじゃ
一生安泰とは言えないではないか

というのが

手に職をつけることの意味を探し求めてきた結果、
私がたどり着いた答えでした。

ここからは、
資格業界に身を置くなかで私が感じた出来事を
ありのままにお話していきますね。

資格業界の現実①資格を取っただけでやめていく人も多い

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資格の世界に入ってまず私が驚いたことは、
資格を取得しても、
その資格を使いこなせない人が多いということ。

私よりも、ずっと優秀な成績で試験に合格した同期たちが、
あっという間に転職したり、
事務所を開業しても一年も経たずに廃業していきました…。

これはいったいどういうことなのだろう?

開業がある意味前提の資格の世界で、
開業しないままやめていく同期たちの姿から私が感じたのは、

資格試験に合格する力と開業して稼ぐ力は違う

ということです。

また、法律以外の業界でも、

「30万円の受講料を払って、
ネイリストの資格を取ったけど結局使ってない…。」

「公務員の資格を苦労して取ったけど、
公務員は自分に合っていなかった」

「保育士の資格を取得したけどすぐ辞めてしまった」

私の周りには、
そんな友人や知り合いがけっこうな割合でいます。

資格を取っただけで、
結局それを活かすことができなければ、
残念ながら、手に職をつけたとは言えません…。

資格を取ることをゴールとして考えるのではなく、
資格を取った後に自分がどう輝けるのか?

この視点はめちゃめちゃ大事です。

資格業界の現実②資格じゃ稼げない?

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資格についてよくいただく質問の一つは、

資格を取得しても稼げないんじゃない?

という質問です。

これに関して私の場合には、
資格を取ったおかげで、実際に稼げるようになったと思っています。

新卒の頃から比べたら、
家賃が2倍くらいの場所
暮らすことができるようになりましたし、

アメリカに一年半自力で滞在したり、
両親に旅行もプレゼントできるようになりました。

ただ、資格の業界では、
何でも自由にビジネスできるというわけではありませんでした。

自分のサービスを広告宣伝することについては制限がありましたし、
業務ごとに相場がある程度決まっていました。

したがって、
ある程度の案件の数を抱えながら、
組織化をしていかないと、
稼げる金額が上がっていきません。

投資を惜しんで一人で自宅で開業している方は、
なかなか経営が厳しそうではありました。

資格業界の現実③資格業界のルールや規制が多い?

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先ほど、広告宣伝に関して制限があったと書いた通り、
資格業界独特のルールといったものは
けっこうたくさんあります…。

必ず毎年受けなければいけない研修があったり、
海外に長期で滞在する場合には、資格を外さないといけなかったり。

私の事務所は海外での案件があったので、
長期で海外に滞在したかったのですが、

そうであれば、
資格を外さないといけないと言われ、
泣く泣くあきらめたこともありました…。

※資格を一度外すと、
手続きが煩雑なうえに再登録に30万円程かかります…涙

また、業務の範囲についても、
その資格でできることというのが厳格に決まっていたため、

自分の好きなことをどんどんやるということは、
やはり難しかったです。

私は、資格業務以外のこともどんどんチャレンジしたかったので、
結局、別に法人を立ち上げました。

資格業界の現実④下請けばっかり?

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私は、地元の銀行や不動産業者さんから
仕事をいただくことが多かったのですが、

3年ほど経つと、上の責任者が変わります。

せっかく仲良くなったのに…涙

そうすると、
また新しく関係を作り直さなければならず、
これがけっこう疲れます…。

また、残念ながら、
取引先が突然、倒産するといったことも。

ある不動産会社が倒産して、
一緒に司法書士事務所も潰れるなんていうことは、
そう珍しくない話でした。

自社ビルを建てて絶好調に見えた取引先が、
3ヶ月後に倒産した時は愕然としました。

お仕事をいただけるということは、
本当にありがたいことなのですが、

結局、これって下請けにすぎない…?

と感じてきたことも事実です。

資格業界の現実⑤自分にしかできない仕事が多い

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私がいた業界では、
常にクライアントと顔を合わせて会う必要があったのですが、

1日の面談の数は、最高で7件…!

朝8時半から一件目の面談が始まり、
7つ目の面談は、確か夜9時頃からだったのですが、

スタッフにも、

LISAさん、最後の方、
ほとんど意識がなかったですよ…

と言われてしまいました。

それだったら、
他の資格者に任せたらいいのでは?と思われると思いますが、
それがなかなか簡単ではないのです。

他の人に任せて自分が面談に行かなかったために、
クライアントをがっかりさせてしまったこともありました。

資格を持って働くということは、
自分自身が商品になるということ。

その商品が変わってしまうと、
クライアントは一気に冷めてしまうのです。

〜まとめ〜資格で手に職をつけても一生安泰とは限らない

手に職をつけたい人必見!元資格女子が目の当たりにした資格業界の現実

私の場合には、アメリカへの移住をきっかけに
『PC一台で自由に働きたい』と考えるようになり、

事務所は友人に承継し、
資格をいったん手放すという結果になりました。

でも、移住というきっかけがなかったとしても、
自分でコントロールできない働き方を続けることは、
私には難しかったと思います。

一つの分野で専門性を磨き上げることは素晴らしいですが、
その分野が一生安泰と考えるのは危険かもしれません。

それだったら、
どの業界にいってもやっていけるスキルを手に入れたい

そう考えた私が始めたのがブログでした。

資格からブログということで、
180度方向転換したわけなのですが、
そのおかげで全部自分で決める働き方を叶えることができました。

この辺りのお話は、メルマガにも詳しく書いていますので、
ご興味がある方はぜひ登録してみてくださいね。

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