『いったい自分は何のために働いているんだろう…？』
誰もがこのように感じたことがあるのではないでしょうか。
日本ではおそらく、
”時間で働いている”人がほとんどではないかと思います。
頑張って残業をした月はお給料が増えますが、
逆にプライベートの時間を増やせば働く時間が減り、
収入が減ってしまいます。
気づけばいつも、時間とお金のバランスで悩んでいる…なんて経験はありませんか？
私も例外なく、時間とお金のバランスに悩み続けてきた人間です。
20代の頃に時間とお金のバランスで悩み、
法律資格を取得して事務所を開業しましたが、
そんな私も、
30代でアメリカに移住してPC一台でビジネスを始め、
たくさんの価値観に触れるなかで働くことの意味が少しずつ見え始めてきたんですよね。
今日は、何のために働くのか？ずっと悩み続けてきた私が
アメリカに移住して見えてきた働くことの意味についてお話したいと思います。
私の個人的な私見になりますのであくまで参考程度にしていただければと思いますが、
それでも何のために働くんだろう？というお悩みを持たれている方には、
何かしらのヒントにしていただるんじゃないかと。
そもそも『働く』っていったい何だろう？
何のために働くのか？を考える前にまず、
『働くとはいったいどういうことなのか？』について考えてみたいと思います。
私は、会社で働いていたとしても起業していたとしても、
働く＝価値を提供してお金をいただくこと
だと考えています。
そして、幸せな働き方を実現している人というのは、
いただくお金以上の価値を提供するということにコミットしています。
例えば、
会社からもらうお給料以上の価値を提供している人は、
自然と会社から評価されていきますし、
起業してビジネスがうまく回っている人は、
クライアントからいただく報酬以上の価値を提供しています。
ただ私は、
こういった仕事で価値提供しようと頑張っている人ほど、
自分はいったい何のために働いているのか？
という悩みを心のどこかに抱いているのではないかと思います。
仕事のやりがいや価値提供できる喜びは感じつつも、
ふと人生を振り返った時に
「このままでいいんだろうか？」
「自分は何のために働いているんだろうか…？」
と考えて立ち止まってしまう瞬間があるのではないでしょうか。
というのも、
頑張って仕事で価値提供すればするほど、
その人の元には仕事が集まるようになり、
結局、頑張り続ける働き方から抜け出せなくなってしまうのです。
働くことは人生の〇〇にすぎない
「頑張って仕事に邁進するうちに、
何のために働いているのかわからなくなってしまった…。」
もしそんな思いを抱えられているのであれば、
ぜひ心に止めて置いていただきたいことがあります。
それは、
働くことは人生の一部にすぎない
ということ。
『働く』ということは、社会への立派な価値提供なわけですから、
とても意義のあることですし、
わたしたちの人生を豊かにしてくれるものであることには間違いありません。
でも、人生の幸福度ということを考えたときに、
仕事だけでは満たされないものもあるのではないでしょうか。
私が仕事は人生の一部にすぎないと考えるようになったきっかけは、
アメリカに移住していろいろな価値観の人に触れるようになったから。
日本では触れ合えないような価値観に出会ったことで、何のために働くのか？ということが少しずつクリアになってきました。
ここからは、
私がアメリカで見つけた『働く』ということに対する新しい価値観
についてお話していきますね。
何のために働く？私がアメリカで見つけた新しい価値観TOP３
①働いたお金で寄付をする
アメリカに行くとまず驚くのが
アメリカ人の寄付の金額が半端ない…！
ということです。
例えば、こんなニュースがありました。
アメリカのカルフォルニアのスタバで、若い店員の男の子がマスクを着用するように女性客に促したところ、その女性は怒り心頭。
SNSでスタバの定員の男の子の実名を晒し、非難したのです。
そうしたところ、スタバの店員の子の行動を称えようと、10万ドル（ざっくり1,000万円以上）の寄付が集まりました…！↓↓
A Starbucks employee is getting at least $60,000 in tips for “standing up to a San Diego Karen.”
Barista Lenin Gutierrez experienced the wrath of a customer who refused to wear a mask when placing her order at Starbucks.https://t.co/okq3UDj3Qo
— New York Daily News (@NYDailyNews) June 27, 2020
アメリカでは、自分が正しいと信じることのためにチップを払う文化があります。
日本でも自分の直接の知り合いのためにお金を支援するということはあるかもしれません。でも、アメリカのすごいところはまったく知らない人のためにも寄付をするということ。
石油王「ジョン・ロックフェラー」をはじめ『アメリカの起業家は収入の10%を寄付している』なんていう話も有名ですが、
日本人は収入の10%を自分のために貯金する人はいても、寄付をする人はなかなかいないかもしれません…。笑
もちろん、これはアメリカの宗教的な背景だったり、実際寄付に対しての節税効果が大きいということもあるのですが、
自分が働いたお金から寄付しているからこそ、生活のため以外の部分で働くことの意味を見つけられているのかもしれません。
②ライフイベントを思いっきり楽しむ
これはアメリカに住む私の親戚（女性）の話なのですが、旦那さんと交代で仕事をしていた時期がありました。
一人目の子供が産まれたときには、私の親戚が働いて旦那さんが子育てと家事。
二人目の子供が産まれたときには、
旦那さんが働いて彼女が子育てや家事をするといった感じです。
そのような交代制度を採用する理由を不思議に思って聞いてみたところ、
二人とも子供が大好きで子育ての経験を交代でしたかったから
ということなのだそう！
日本人的な私の感覚からすると、旦那さんのお仕事大丈夫なのかな？と思うこともあるのですが、^^;
一つの仕事を長くやるという感覚はその旦那さんにはあまりないようです。
少し極端な例ではありますが、
人生のライフイベントをしっかり楽しむことで、より仕事で提供できる価値も高まるという側面もあるのではないでしょうか。
日本の同世代の友人の話を聞いていると、
家事や育児、仕事に追われて何のために働いているのかわからない…
といった声も聞かれます。
いろいろな事情で完全に仕事を辞めることは難しい人もいるかもしれませんが、
ここで思いっきり人生楽しむぞ！というポイントを決めておくことで、
ここまで頑張って働こう！という気合も入りそうですね…！
③毎月旅行に行く
毎月どこかに泊まりで旅行に行く
まぁ旅行と言っても一泊2日で近場にといったことも多いのですが、
毎月新しい場所に行けると思うとなかなか楽しいです。
こちらが私がクリスマス前に一週間ほどアメリカの田舎に旅行したときの写真です。↓↓
クリスマス前からアメリカの大自然溢れる田舎に行ってきました🦌🎄
好きな人と好きなだけ時間を過ごせるってやっぱり幸せだ。こういう時を重ねるために私はブログという働き方を選んだし、2021年もこれからも続けていく。#私がブログを続ける理由#ブログ初心者 pic.twitter.com/LTz1fGTzoL
— LISA＠ブログ✖️完全外注化で月30万円 (@lisa_lifework) January 2, 2021
私はアメリカに移住してから、
ブログで収入を作るという働き方にシフトしたのですが、
こういう時を重ねるために私はブログという働き方を選んだのだ…！
改めてPC一台あればどこでも働ける今の働き方がありがたいと思いましたし、
思いっきりリフレッシュして休むと、仕事のモチベーションもこんなに上がるんだと自分でもびっくりした瞬間でした。
世界中にはきっと、まだまだ私たちが知らない世界がたくさんあるはず。
そういったまだ見たことのない景色を見るために仕事を頑張るというのも、
働くことの意味になり得るのではないでしょうか。
働き方を変えると『何のために働くのか？』が見えてくる
今回は、何のために働くのか？働くことの意味を見失っていた私が、
アメリカで見つけた働くことの新しい価値観についてご紹介しました。
ここまで読んでいただいてお気づきかと思いますが、
結局のところ、働くことの意味について「これが正解！」というものなんて存在しません。
私の場合、上述しましたようにブログで働き方を変えました。
具体的には、ブログで月30万円の収入を作るところからまず始め、
『時間も場所も収入も全部自分で決める』という働き方を叶えました。
こうして働き方を全部自分でコントールできるようになってはじめて、
働くことって人生の一部にすぎない
という自分なりの軸ができてきましたし、
何のために働くのか？働くことの意味もクリアになってきたんですよね。
もしあなたが、
何のために働いているんだろう？とうモヤッとした思いを抱えられているのであれば、
まずは働き方を変えてみることがお勧めです。
